4コマ漫画「ぐらぶるっ!」に感動した話
皆さんグラブルしてますか?
グラブル最大の魅力の一つに、ゲーム内で読むことができる4コマ漫画「ぐらぶるっ!」がありますよね。
この4コマ漫画、回によってクオリティに差があるものの、面白い回はメインストーリーよりも面白い。寧ろぐらぶるっ!の内容を補完するためにグラブル本編やフェイトエピを読んでいるという人も少なくないですよね?
あんまり読んでない人は今すぐ読むべきって思うんですけど、その「ぐらぶるっ!」に関して最近すごいことに気付いてしまって。
いや、そんなん気付いてる人いっぱいいると思うし、当たり前のことではあるんですけど、自分はそれで感動してしまったんですよね。
それが何かって言うとですね……。
■「ぐらぶるっ!」、ローカライズされてる
そらそやろ、と言われればそれまでなんですが。
グラブルは国際的なゲームです。ランク170ぐらいでアルバハHLのMVPを取ってる中国の方とか、皆さん一度は見かけたことありますよね?
世界平和の一端を担う国際的ゲーム「グラブル」は、当然複数の言語でプレイすることが出来ます。
△ほぼ全世界をカバーする言語ラインナップ
で、この記事も本当は、英語版でプレイすると「マグナⅡ脳死周回の風景がちょっとだけ変わって新鮮だよ」とか、「何か偏差値高そうな気分になれるよ」とかそういうことを主張する記事になる予定だったんです。
が、そんな下らないことがどうでもよくなる事実に気付いてしまったんですね……。
それが「ぐらぶるっ!」英語版、というわけです。
正確に言うと「Grand Blues!」です。
めっちゃ爽やかな名前ですが、展開される内容は日本語版と同じ、狂気そのものです。
■世界に発信される萌えと狂気
ここからは、一回読んだはずの「ぐらぶるっ!」なのに、英語版で見ると新鮮だな、と思ったものをいくつか紹介します。
●ラカムの鉄板ギャグ
「ぐらぶるっ!」初期のド鉄板ネタに「ラカムゥゥゥゥゥゥゥ!」がありますよね。
英語版では「RACKAAAAAAM!」とか、
「RAAAAAKAAAAAAAM!」
に、なってます。
何か新鮮じゃないですか?
●数多の名言・名シーンももちろん翻訳されている
ロゼッタの名言「心はJK!」は……
「I'm still a child at heart!」
になってます。「JK」を翻訳するのが如何に困難だったかが垣間見えますね。
神速のベアトリクス土下座も……
「ALL HAIL ZETA!」
になってます(ZETA = ゼタ)。全く同感です。
他にも汎用性抜群の「事案ですか?(Do we have an incident?)」ももちろん翻訳されていますし……
「――――行け!」は「Go for it!」
になってます。ルナールのどや顔もばっちり決まっていますね。
「バカメイダ!」はまんま「BAKAMEIDA!」です。
伝わんの? これ
●英語版で国際的に「萌える」
恥じらいながら一発ギャグを披露するカリオストロ。かわいすぎ。
ダジャレも翻訳されている。
ゼヘクに付けられた「中二病ネーム」を一生懸命言おうとするフェリちゃん。かわいすぎ。
スカートが短いのを気にするシルヴァさん。かわいすぎ。
「くんくんく~ん、クムユです♪」「くるるんる~ん、ククルです♪」「しんしんし~ん! シルヴァで~っす♪」の三連コンボ。こんなん外人でも萌え死ぬでしょ。
地味にめっちゃ語呂合わせしながら翻訳されてる。
●英語版が一番似合うのはオイラ
「Not everything in this world……has to have meaning, you know?」
急に意味深な台詞を言うオイラ。英語版だとパンチ力が増す気がしません?
「Whew! Let's get this show started!」
英語版スタイリッシュオイラはさらにスタイリッシュに感じますね。
「Phew… I guess that settles it, huh?」
色が付くとアメコミ感が増す。
「huh?」の部分とか、最高に「オイラ」って感じがしませんか?
因みに「深い闇」は英語版では「Big Bad Shadow」です。
……如何だったでしょうか。
「ぐらぶるっ!」にも英語版があること、それ自体というよりも、この最高に面白い「ぐらぶるっ!」という漫画が世界中の人に読まれているという事実に私は感動してしまったのです。
やっぱり面白いものが広まるのは嬉しいことじゃないですか。
この記事を書いている時点では、1045話までの全ての回が翻訳されていました。
最高の漫画「ぐらぶるっ!」をまた新鮮な気持ちで読んでみたい方は是非英語版「Grand Blues!」を読みましょう。
以上です。